60代男性:立ち上がり時の膝の痛みが改善

来院動機

仕事で4万~5万歩歩くため、1年程前から膝の痛みがあった。

痛みが強くなってきたため、仕事は辞めたが改善しなかったため来院。

 

 

 

カウンセリング内容

症状の出たきっかけ

荷物を運ぶ仕事で、立ったり座ったりすることも多く、歩く歩数も多かった。

動き初めの腰の痛みもあるため、膝に更に負担がかかって痛みが強くなってきた。

 

どのような時に症状がでるか

立ち上がる時、動き出す時、膝が完全に曲がらない、正座ができない

 

 

 

身体所見と治療経過

初回施術

姿勢分析と運動検査により、骨盤の歪みと肩の傾き、脚長差がでていたため、骨盤矯正と筋肉調整を行った。腰部、膝に炎症があったため、冷却を行い、膝の安定性をサポートするためメッシュテープを貼った。

3目施術(6日後)

PS7 痛みが少し軽減した。

まだ膝は曲がりづらいが、曲げた時の痛みは少し良くなった。

立ち上がり、動き出しの痛みはまだある。

前回と同じ処置を行い、膝に対しての運動指導を併せて行った。

 

 

12回目施術(約1ヶ月半後)

PS5

痛みは当初の半分くらいになった。

腰の痛みはだいぶ良くなった。

膝は曲がる角度は広くなったものの、立ち上がり、動き出しの痛みがあり正座はできない。

膝関節の潤滑不全、靭帯、腱の硬さがみられたため、関節の調節のローラー処置をプラスして行った。

 

24回目施術(4カ月後)

膝の症状別矯正、骨盤矯正、筋肉調整で治療を継続した。

膝の痛みはPS3まで減少した。

腰の痛みも軽減しているが、骨格の歪みはあるため、上記内容で施術を継続している。

併せて自宅での運動、冷却指導も行い実践している。

現在の状態

当初の症状はほとんどなくなった。

正座も多少痛みがあるもののできるようになった。

現在は鍼治療でメンテナンスを行っている。

歩行指導なども行い、症状が再発しないように治療中。

 

 

患者様のコメント

8月末に膝痛、慢性的な腰の痛み、正座が出来ない等で初診断。担当の方からは、根本(原因・要因)から一つ一つ治療していくので時間がかかるとのこと。要因(思い当たる節があった)を細かく説明を受けました。まず姿勢が悪い。筋肉が硬い。そこから治療をしていきましょうと。治療を納得して週2回通院しています。午前・午後に1回体操(WB・ギコギコ体操)・冷却を自宅で行っています。歩行は1日5000~10000歩。

この2カ月で膝は曲げられる角度が広く。腰が前より楽になりました。

目標は正座が出来るようになるまで通院します。

担当者のコメント

症状が良くなり良かったです。

正座時の痛みはまだあるので、改善するようにしっかりお身体みさせていただきます。

再発しないように自宅でのケアを忘れずに生活していきましょう。

新津名倉堂接骨院・鍼灸院