来院動機
長年症状が改善できず、知人の紹介で来院。

どんな患者さんの症例なのか
整形外科でC5‐C6の頚椎椎間板ヘルニアと診断。頚部右回旋時の頚部痛、可動域制限、右上肢の痺れ
カウンセリング内容
患者さんの初来院時の主訴
長年の神経根症状がなかなか取れなかった。
車の運転の左右確認時の疼痛、起床時の右上肢の痺れ
当院での施術内容
筋肉調整、特別診療
身体所見と治療経過
初回施術
頚部の筋緊張が見られたため、筋肉調整で筋緊張を緩和させました。
頚椎の回旋偏位には、特別診療で治療をしました。
治療前は頚部の右回旋が約30°ほどでしたが、治療後は50°まで改善は見られました。疼痛も治療前比べると減弱しましたが、痺れは変化ありませんでした。
患者様には患部のアイシング指導と、習慣指導をし経過を観察しました。
2回目の施術(翌日)
初回来院時より頚部の疼痛が緩和し、右上肢の痺れの頻度も減少しました。
この日も、初回と同じ施術をしました。の治療後は可動域の改善が観察できましたが、その場では疼痛、痺れの緩和は見られませんでした。
自宅でできる体操を指導し、実施を促しました。
3回目の施術(2日後)
前回の施術から比べると、痛みの減弱、痺れの減少が大幅に見られました。
身体の状態をクセつけるために、週2回の治療ペースで行っていくことに決めました。
1週間後
疼痛はほぼ消え、少ない頻度でたまにでる状態までになりました。痺れもほとんど消失しました。
車の運転時の左右確認は問題なく行えるようになりました。
まだ少し疼痛が残っていましたので、鍼治療を1度行いました。治療後は可動域は改善しました。これで経過観察としました。
2週間後
可動域も80°と、ほぼ改善し自覚症状もほぼ消失しました。
この状態を維持するために、改めて習慣や体操の指導をし、特別診療を月に1回メンテナンスとして行っていくことを決めました。
担当者のコメント
この患者様は飛び出してる神経根に対して、頚椎の捻れで牽引がかかり、頚部の筋緊張で圧迫がかかってる状態だと見立てをつけました。実際に特別診療で頚椎の捻じれの矯正を入れたり、筋肉調整で筋緊張をとると症状の緩和は見られました。ただ元々の悪い骨格の状態がクセづいてるので、治療を繰り返す事により良い状態がクセづけられると思いました。ただ今後の生活習慣次第では症状が戻る可能性はあるので、習慣指導を細かくし、メンテナンスも促す必要があります。

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新津名倉堂接骨院・鍼灸院でございます。